～傷ついた心の子どもと結ぶ7つの大切な契約～
🤝 なぜインナーチャイルドと「約束」が必要か？
子どもの頃の私たちは、「約束破り」によって深く傷ついた経験があります。
「守ってくれると言ったのに…」
「また嘘だったんだ」
こうした失望を、今の大人のあなたが修復するプロセスが「インナーチャイルドとの約束」です。
約束がもたらす効果
✔ 自己信頼感の回復
✔ インナーチャイルドの安全感向上
✔ 自己ケアの習慣化
✔ 内なる葛藤の軽減
📜 7つの基本約束パターン
1. 安全の約束
「二度とあなたを危険にさらしません」
→ 境界線（バウンダリー）を守る行動に具体化
例：
・「嫌な誘いはきっぱり断る」
・「ストレス環境から距離を取る」
2. 傾聴の約束
「あなたの声を必ず聞きます」
→ 1日1回、感情チェックインの時間を作る
例：
・「寝る前に5分間、感情の振り返りをする」
・「モーニングジャーナルを書く」
3. 休息の約束
「無理させないと約束します」
→ 具体的な休息プランを設定
例：
・「1時間作業したら5分休む」
・「週に1度は何も予定を入れない日を作る」
4. 喜びの約束
「楽しいことを我慢させません」
→ 子どもの頃に禁止されていた「小さな幸せ」を許可
例：
・「月に1度、おもちゃを買う」
・「公園でブランコに乗る」
5. 感情の約束
「すべての気持ちを認めます」
→ ネガティブ感情への対処法を事前に決める
例：
・「泣きたくなったら我慢しない」
・「怒りを感じたら、まず紙に書き出す」
6. 栄養の約束
「あなたの体を大切にします」
→ セルフネグレクトからの回復
例：
・「3食きちんと食べる」
・「美味しいものでも罪悪感を抱かない」
7. 成長の約束
「もう一人じゃないと証明します」
→ 大人の自分としての責任を果たす
例：
・「怖いことにも挑戦して見守る」
・「必要な時は助けを求める」
✍️ 約束の結び方（具体的手順）
1. 契約書を作成
実際に紙に書き、署名する：
【インナーチャイルドとの契約書】 私は◯歳の[自分の名前]と約束します 1. ______ 2. ______ 3. ______ 署名：________ 日付：________
2. 小さな約束から始める
「今日1日だけ」のミニ約束：
・「今日は15時におやつを食べる」
・「今日は22時に寝る」
3. 約束を視覚化
・スマホの待ち受けにする
・手帳にシールで記録
・契約書を額装して飾る
4. 破った時の修復法
約束を破ってしまったら：
- 「ごめんね」と正直に謝る
- 理由を説明する
- どうすれば守れたか考える
- 再度約束する
💎 約束を深化させるテクニック
1. 儀式を取り入れる
・約束毎にノートに星シールを貼る
・守れたら小さなご褒美を
2. 成長段階に合わせて更新
3ヶ月ごとに契約内容を見直す
3. 外部サインを使う
・指輪やブレスレットを「約束の証」にする
・特別な香りのアロマを使う
🌱 インナーチャイルドからの「反応」の見分け方
約束を守ると現れるサイン：
☑ 胸が温かくなる
☑ 自然と笑顔になる
☑ 眠りが深くなる
☑ 創造性が高まる
「約束を守る度に、
インナーチャイルドの『また騙されるかも…』という
警戒心が少しずつ解けていきます」
最初は「1日1約束」から始めましょう。3週間続けると、内側から安心感が育つのを実感できるはずです。
