インナーチャイルドが不安を抱える5つの理由|過去の傷と向き合う7つのステップ

インナーチャイルドが不安を抱える5つの理由|過去の傷と向き合う7つのステップ

インナーチャイルドとは?

子どもは本来、楽しく自由に行動できる「ワンダーチャイルド」として育つ才能があります。

インナーチャイルドとは、「傷ついた子どもの心」を表す心理学の言葉です。

子どもの頃に感じた不安や恐れ、悲しみの気持ちが未消化のまま残っている心のことをいいます。

インナーチャイルドの不安が消えていないとどんな感じ?

人間関係がなんとなくギクシャクして、心を開ける人がいないので、いつも寂しさを感じる。

そして、自己肯定感は低いことは薄々感じているけど、どうしてこんなに生きづらいのか、よくわからない。

小さい不安が芽生えると、どんどん大きく膨らみ、止められなくなってしまう。

こんなことがあるのなら、あなたの心には、傷を持つインナーチャイルドがいるのかもしれません。

癒しが必要なインナーチャイルドがいるのかは、どうしたらわかるのだろう?

インナーチャイルドが不安を抱えてしまう5つの理由

心の中の子どもが不安を感じるのは、子どもの頃です。

そして、不安を刈り取らずに成長するとインナーチャイルドの心の傷として残ります。

それでは、どんなことが不安を抱える理由になるのか、みてみましょう!

  1. 否定や批判的な環境で育った
    • 親や教師から「ダメな子」と言われ続けた経験。
  2. 愛着形成の不足
    • 保護者とのスキンシップや安心感の欠如。
  3. トラウマ体験(いじめ・虐待・放置)
    • 無意識に残る恐怖の記憶。
  4. 完璧主義を強要された
    • 「〇〇でなければ愛されない」という条件付きの愛情。
  5. 感情表現を抑圧された
    • 「泣くな」「我慢しろ」と言われ続けた結果、感情を出すことを止めてしまった自分を認められない。

インナーチャイルドの不安が残っているサイン

インナーチャイルドが不安を抱える5つの理由|過去の傷と向き合う7つのステップ

インナーチャイルドの心に「不安」が残っていると

こんなことが表面に出てきます。

いくつか当てはまることがあるでしょうか?

✔️他人の評価が極端に気になる

✔️小さな失敗で自己嫌悪に陥る

✔️人間関係で「見捨てられ不安」を感じる

✔️無意識に自分を傷つける行動(過食・自虐など)

インナーチャイルドの不安を癒す7つのステップ

もし、あなたの心に傷ついたインナーチャイルドがいるのがわかったら、

すぐに癒しを始めてみましょう。

方法はいろいろありますが、ピンときたものから試してみると良いですね。

  1. 過去の自分を客観視する
    • 幼少期の写真を見る、日記を読み返す。
  2. インナーチャイルドへの手紙を書く
    • 「つらかったね」「今のあなたは安全だよ」とその時の心に共感の言葉を届ける。
  3. セルフペアレンティング
    • 理想の親のように自分を労わる(例:疲れたら休む許可を出す)。
  4. アファメーション(肯定的な宣言)
    • 「私はそのままで価値がある」と声に出す。
  5. 創造性で表現する
    • 絵を描く・詩を書くなど、言葉にできない感情をアウトプットしてみる
  6. 専門家の助けを借りる
    • カウンセリング・インナーチャイルド療法のすすめ。
  7. 「小さな幸せ」を積み重ねる
    • 子どもの頃にできなかった楽しいことを体験する(例:公園で遊ぶ、お菓子を自由に食べる)

一つできたら、もう一つと、少しずつ増やしていくと良いですね!


まとめ

インナーチャイルドの心の傷の中で、特に不安について書いてみました。

色々な感情がありますが、心に残っている感情により、現れる行動が違います。

感情を一つづつ分解して、癒してあげましょう。