あなたはどのタイプ?人生を左右する6つの思考パターン

思考パターンが人生を決める

あなたはどのタイプ?人生を左右する6つの思考パターン
あなたはどのタイプ?人生を左右する6つの思考パターン
  • 同じ出来事でも人によって受け取り方が全く違う理由

    私たちが出来事を評価する方法は、ほとんど親を見習って習得しています。
    どんな思考パターンを身につけているかを知ることで、日々の生活と
    人生が変わります。
  • 無意識の思考パターンが現実を作り出している

    思考が現実を作ると、耳にすることが多いかと思います。
    これは思考パターンが変わり始めると実感できますが、
    帰る前には「信じられない」と言う人が多いことです。
  • 自分の思考パターンを知ることの重要性

    知らないでいると言うことは、直すことができないため、
    まずは「知ること」が大切です。

    ここからは、6つの代表的な思考パターン
  • 良い子タイプ
  • イライラタイプ
  • クヨクヨタイプ
  • 恨みタイプ
  • 妬みタイプ
  • 積極思考タイプ
    について見ていきましょう。

思考パターン1「良い子」タイプ

特徴

  • 常に周囲の期待に応えようとする

    特に親の期待に応えようと頑張り続けてきたため、今も周りの人の期待に応えることが自分の価値だと思い込んでいます。
  • 自分の本音を抑えがち

    本音を言っても思う通りにならなかった時間を過ごしてきたので、最初から我慢してしまいます。
  • 「NO」と言えない

    NOと言っても、聞いてもらえない環境にいると、NOは言えなくなります。
  • 他人優先で自分を後回し

    人の気持ちを汲み取り、それに沿った行動をすることが習慣になっているため、自分の思う通りには行動できなくなっています。

心理的背景

  • 幼少期の承認欲求

    「もっと認めてほしい」という承認欲求を常に抑圧しているため、時に爆発が起こります。
  • 愛されるための条件付きの愛

    親子、恋愛、自分自身への条件付きの愛は、ありのままを認めず、不信感や孤独感を生み出します。
  • 拒絶されることへの恐怖

    拒絶されることで自分を否定されてしまうように感じてしまうので、踏み出せないことが多い。

陥りやすい問題

  • 燃え尽き症候群

    仕事・子育て・理想追求でやり切ったところで、次へのエネルギーがゼロになってしまいます。
  • 自己肯定感の低さ

    何かを始めても、人と比較して次に進めなくなることが多いのは、自己肯定感が低いから。
  • 本当の自分を見失う

    自分は本当は何がしたいのか、何が好きなのかがわからなくなってしまいます。

改善のヒント

良い子タイプは、下記のようなトレーニングで改善が見込めますので、
少しずつでも始めて見ましょう。

・完璧でなくても愛される経験を積む

・自分の気持ちを大切にする練習

・小さな「NO」から始める

思考パターン2「イライラ」タイプ

あなたはどのタイプ?人生を左右する6つの思考パターン

特徴

  • 物事が思い通りにならないとすぐ怒る

    小さいことについても改善策を考える前に怒りが爆発してしまう。
  • 他人の行動が気に入らない

    主に子どもの頃、否定され続けて育つと、自分を否定することに合わせて、人についても否定してしまいます。
  • 批判的な視点を持ちがち

    こちらも養育者の性格に基づいて作られる視点です。

心理的背景

  • コントロール欲求の強さ

    親の思う通りにならないと怒られてきたので、どうしても同じような思考パターンが作られています。
  • 完璧主義的な傾向

    厳しい養育者であればあるほど完全を求められていたはず。
  • 過去の不満や怒りの蓄積

    小さな不満を吐き出すことが許されなかったため、全てを溜め込み、ある時爆発することが多くなります。
  • 自分の価値観を絶対視する傾向

    これも、親の期待が高かったからこそ出来上がったパターンです。

    このタイプは、インナーチャイルド(心に住む小さい頃のあなた)の心の傷が深く残っているのだと思われます。

陥りやすい問題

  • 人間関係の悪化

    小さな拗れを修復することがうまくできず、問題が大きくなってから決別、という流れを何度か経験していると思います。
  • ストレス関連の体調不良

    ストレスを解放せず、抱え込むため、身体が言うことを聞かなくなってしまいます。
  • 周囲から避けられる

    どこに怒りのスイッチがあるかわからないため、どうしても離れていく人が増えてしまいます。
  • 自己嫌悪に陥る

    何事も思うようにならず、人も離れていき始めると、自分のことを許せなくなってしまいます。

改善のヒント

イライラタイプは固く、大きなブロックを抱えていますが、心を見つめて一つづつ解放していきましょう。

・期待値を調整する

・深呼吸やマインドフルネス

・他人の立場に立って考える練習

・怒りの根本原因を探る

思考パターン3「くよくよ」タイプ

特徴

  • 過去の失敗や後悔を引きずる

    過去の出来事から学ぶべきことを探さず、「あの時、ああしなければ」という後悔を繰り返してしまう。
  • 「もしも」から、未来の不安についての思考に囚われる

    実際には起こっていないことをどんどん大きく膨らませてしまう思考パターンがある。
  • ネガティブな想像を膨らませがち

    どこから始まっても良くないことが起こるに違いないという結論を引き出してしまう。

心理的背景

  • 自己責任感の強さ

    解決をしなくてはいけないという強い気持ちからの思考がある。
  • 不安症的な気質

    養育環境で、不安をたくさん植え付けられてしまったことが原因だと思われます。
  • 過去のトラウマ体験

    動けなくなるほどの辛い経験をしたため、思い出すことも辛くて、心を癒すことができていない。

陥りやすい問題

長期間辛い時間を過ごすと、ガクッと落ちてしまうことが多いので、
大きく気持ちが落ちる前に、対処しましょう。

  • うつ状態
  • 行動力の低下
  • 自信の喪失
  • 機会の逃失

改善のヒント

元気がなくなってきたなと感じたら、ご自分でもできることをしてみましょう。

・ポジティブな未来をイメージする練習

・過去と現在を分ける

・事実と感情を区別する

・今できることに集中する

思考パターン4「恨み」タイプ

あなたはどのタイプ?人生を左右する6つの思考パターン

特徴

  • 過去の被害体験を忘れられない

    「に何かをされた」こととして、嫌だったことを長期間心に留めています。
  • 相手を許せない気持ちが強い

    相手のことを考えるだけで、怒りが湧いてきます。死ぬまで許さないと決めている人も多いです。
  • 復讐心や報復感情を持つ

    復讐心をエネルギーとして行動していることも多く見られます。
  • 被害者意識が強い

    何に対しても、自分は被害者だと考えがちです。


    このタイプは、アダルトチルドレンの要素も持っているのかと思いますので、気長な癒しが必要だと思います。

心理的背景

拗れを作り出すのは、大きな出来事が多いものです。
だからこそ、上手に解放していきたいですね。

  • 深い心の傷
  • プライドの高さ
  • 信頼の裏切り体験

陥りやすい問題

大きな問題だからこそ、影響も大きくなりがちで自覚症状も現れます。

  • 前に進めない
  • エネルギーの消耗
  • 新しい関係性を築けない
  • 心身の不調

改善のヒント

ご自分でできることを始めて、少しでも先に進みましょう。

・新しい価値観や目標を見つける

・許しは相手のためでなく自分のため

・専門家のサポートを受ける

・被害者から生存者への意識転換

思考パターン5「妬み」タイプ

特徴

  • 他人の成功や幸せを素直に喜べない
  • 比較癖が強い
  • 自分にないものばかりに目が向く
  • 他人を貶めたくなる

心理的背景

主に子どもの頃の心理に影響されています。

  • 自己肯定感の低さ
  • 承認欲求の強さ
  • 劣等感コンプレックス
  • 愛情不足の体験

陥りやすい問題

  • 人間関係の破綻
  • 自己嫌悪の悪循環
  • 成長機会の逃失
  • 孤立感の増大

改善のヒント

自分を見つめることで、抜け出すことができるタイプかと思います。

・自分なりの価値基準を持つ

・自分の良いところを見つける

・他人の成功から学ぶ姿勢

・感謝の気持ちを育てる

思考パターン6「積極思考」タイプ

あなたはどのタイプ?人生を左右する6つの思考パターン

特徴

環境にも恵まれ、とてもポジティブな思考をするタイプ。色々な学びを経験している人も多いはず。

  • 困難も成長の機会として捉える
  • 解決策を考えることに集中する
  • 失敗から学ぶ姿勢
  • 未来に希望を持っている

心理的背景

  • 健全な自己肯定感
  • 成長マインドセット
  • 過去の成功体験
  • 支援的な環境での育ち

注意すべき点

  • 過度な楽観主義に陥らない
  • 他人の気持ちへの配慮
  • 現実逃避との区別
  • バランスの取れた視点

さらなる成長のヒント

ほとんど問題がなさそうに見えますが、更に上のステージを目指したい場合は、下記を試してみてください。

・周囲の人をサポートする

・他者への共感力を高める

・困難な状況でも冷静さを保つ

・継続的な学習と自己改善

思考パターンの組み合わせ

複数のパターンを持つ現実

人の思考パターンは、年齢と共に変化する可能性があります。
もちろん、パターンを克服した人もいるでしょう。

元々人は複数の思考パターンを持っていることがあるため、

状況や相手によって変わったり、

主要なパターンとサブパターンが混在していたりと、

簡単に判断できないことが多いものです。

思考パターンを変える方法

日々の生活に支障が出てきたり、幸福感を感じない日々が続いていたりする場合は、

思考パターンを変えてみることをお勧めします。

意識化の重要性

まずは、現状を観察して、自分のパターンはどこに当てはまるのか、

どれとどれの複合パターンなのかに気づくことがスタートです。

  • 自分のパターンに気づく
  • 引き金となる状況を把握する
  • 感情と思考の関係を理解する

実践的な変化の方法

ご自身でできる場合もありますし、少し続けてみてあまり変化がないようなら、

専門家のサポートを活用すると良いでしょう。

ご自分でできることとしては、

マインドフルネス瞑想、日記やセルフモニタリングが良いと思います。

まとめ

思考パターンは変えられる

意識することにより、パターンを変えていくことが可能です。

少しでも今より幸せを感じる人生に変えていきましょう。

  • 固定的ではなく可変的なもの
  • 意識と練習により変化可能
  • 小さな変化から大きな変化へ
  • より良い人生のための投資

ご自分で頑張っても、壁に当たってしまう時は、相談してくださいね^^